2016年夏の集い(暑気払い)

Posted by on 7月 29, 2016 in 未分類

2016年「夏の集い」(暑気払い)を7月23日、甲府市内で開催しました。

今回は、甲府市朝気1丁目にある「山梨平和ミュージアム(石橋湛山記念館)」を見学しました。甲府空襲や甲府連隊など15年戦争にまつわる資料を保存・展示し、戦争の実相を次世代に伝え、平和への願いを発信している民間の施設です。1階にある甲府空襲の記録をはじめ、2階に展示された平和・民権・自由主義を貫いた石橋湛山の思想などについて、浅川保理事長らに丁寧に説明していただきました。

2階には、湛山揮毫の「Boys be Ambitious!」(甲府一高蔵)の額が飾られていました。札幌農学校でクラーク博士の教えを受けた大島正健が旧制甲府中学校(現甲府一高)の校長時代に、生徒だった湛山が薫陶をうけたことから書いたもののようです。それを見た参加者からは「クラーク博士といえば、博士が教鞭をとった米アマースト大学に留学したのが、同志社を創設した新島襄だよね」との声が出て、思わぬところで母校との縁を感じることになりました。

「山梨平和ミュージアム」で浅川保理事長から説明を受ける

「山梨平和ミュージアム」で浅川保理事長から説明を受ける

甲府空襲に関する展示。1945年7月6日深夜から7日未明の空襲で1127人が犠牲になった

甲府空襲に関する展示。1945年7月6日深夜から7日未明の空襲で1127人が犠牲になった

石橋湛山に関する展示。上には湛山揮毫の「Boys be Ambitious!」の額

石橋湛山に関する展示。上の奥に見えるのが湛山揮毫の「Boys be Ambitious!」の額

「山梨平和ミュージアム」での記念写真

「山梨平和ミュージアム」での記念写真

平和ミュージアム見学後は、甲府駅南口の「一草庵 紬」で暑気払いを行いました。同志社大学と同志社女子大学のOB・OG約20人が参加し、懐かしい関西弁も飛び交いながら、学生時代の思い出や近況について語り合い、親交を深めました。今回も2人の方が新たに参加してくれ、山梨で同窓生の輪が着実に広がっていることをうれしく感じました。

会場を「一層庵 紬」に移しての暑気払い

会場を「一層庵 紬」に移しての暑気払い

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同志社の旗とともに記念撮影

同志社の旗とともに記念撮影

今後も、秋の集い、総会・懇親会と行事は続きます。詳細が決まりましたら、このホームページなどでご案内しますので、今回参加できなかった方もふるってご参加ください。